re:Invent2017にあわせてAmazon Lockerを使ってみた #reinvent
はじめに
弊社佐々木のre:Invent2017サバイバルガイドに掲載されている「困ったときにAmazon Lockerを使いたい」と言われているAmazon Lockerが、現地でどんな感じなのか、本当に使えるかを知りたくて、実際に注文してから届くまでを試してみました。
小売業の傍らに携わってるものとして、せっかくアメリカまで足を運ぶのですから一度は経験しておきたかったという動機もあります。
Amazon Locker
Amazonロッカー(Amazon Locker) はAmazon.comが提供するセルフサービスの宅配便サービス。アマゾンの顧客はロッカーの場所を配送地域として指定でき、ロッカーのタッチスクリーンに特定の受け取りコードを入力すれば注文商品をその場所で受け取れる。
Amazon.comのサービスのため、Amazon.co.jpからの配送には対応していません。しかも日本国内では、Amazon Lockerよりも利便性の高いコンビニ受け取りが利用できますので、不要ともいえます。ただし、Amazon Lockerは店員を配置しなくてもOK、コンビニ以外の場所にも設置できるなど、メリットがないわけではないので、今後日本にも駅などへの登場を期待したいところです。
注文する
せっかくなら北米でしか購入できないものをお買い求めしたいですが、食べ物や飲み物になると日本への持ち込みが危ない、PC関係のパーツだと、日本で使う際グレーになる可能性がある(技適がないなどの関係で)といったところで選んだのが下記商品。
北米版の「この世界の片隅に」BLU-RAY+DVD。
北米版だと日本で再生できないんじゃないの?と思われがちですが、それはDVDの話です。 DVDでは確かにリージョンが違うと再生できないことがありました。日本はリージョン2ですがアメリカはリージョン1で、リージョンフリーのプレーヤーか日本での製品のリージョンを1にして再生する方法しかありませんでした。が、BLU-RAYは日本もアメリカもリージョンAで、何の不自由もなく再生できるようになりました。
せっかくなのでこの製品を申し込んでみましょう。
配送先を、re:Inventの会場でもあるLINQのLinqに指定してみましょう...
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LINQのロッカー満杯で配送出来ないよって言われます。そうです、配送先のロッカーがFullだった場合は配送指定できないのです。
しょうがないので、一番近い7-Elevenにあると言われているAmazon Lockerを選択してみました。
配送オプションが選べるはずなのですが、選択肢が1つしかありません。
何やら、直前のブラックフライデーだったので配送オプション指定が行えなかったみたいです。
後日注文してみたら別のオプションが出てきました。
しょうがないので FREE Locker Deliveryを選択して注文します。5-8 business daysがかなり怖いですが。
注文完了です。あとは配達されるのを待ちます。
ステータスを眺める
前述の通り、アメリカでは、直前にブラックフライデーのセールがあった関係で、アメリカの配送は若干遅めだそうです。
注文したのが11月23日だったのですが、配送は11月30日から12月4日の間に到着するよと言われました。
12月2日にジャパンツアーは帰国するので、それまでに受け取れないと荷物を捨てることになります(キャンセルできるのかどうかは不明です)。
数日間ステータスを眺めましたが、Orderしたのが23日で、発送したのが30日でした。到着は12月1日の夜8時以降とギリギリの時間でしたが、受け取ることはできそうです。
有料会員であるAmazon Primeとの差別は、出荷までのWait Timeで行っているようでした。日本のAmazon Primeとの差別は送料の有無、もしくはお急ぎ便の利用無料なので、Amazon.comのほうがより直接的にPrime会員の差別を図っているような気がしました。
いざAmazon Lockerへ
ほぼほぼ配達予定となっていた1日午後8時前に、Lockerに到着したメールとバーコードが送られてきました。
日本への帰国前に、Amazon Lockerへ荷物ピックアップへ向かってみます。
ホテルから最寄りの7 Elevenまでは2路地東側へ、20分ほど歩いたところにあります。が、この路地が暗い。明かりの少ない道は通るなというツアー上の注意に引っかかりそうな道です。危ないので全力で走って逃げ切ります。
現地の7-Elevenはガソリンスタンドと一体型店舗でした。店舗前に何やら黄色い目立つロッカーが設置されています。
ロッカーにはそれぞれ名前がついているようです。このロッカーの名前は「riveria」だそうです。
送られてきたメールに添付されているバーコードを機械で読み取らせます。6桁の注文コードでも良いみたいですが、バーコードのほうが楽そうということで。
無事荷物を取り出すことができました。まさか3つのBOXに別々に入ってるとは思いませんでした。なにはともわれ受け取れたので一安心です。
後は暗い道を引き返してホテルへと戻ってきました。ラスベガスの夜中の独り歩きは本当にお気をつけ下さい。
感想
re:Invent2017会期中に荷物を受け取るという目標は達成できました。
が、re:Invent併せで利用するには若干厳しいかもしれないという見解も得ました。
- re:Invent期間中は、LINQのAmazon Lockerの利用率が高いらしく配送先として指定できない
- re:Inventの行われる期間はブラックフライデーと重なるため配送の時間がかかる(prime特典でも間に合わない可能性がある
- それ以外のAmazon Lockerまで、日本人が徒歩で行くには若干気が引けるところにある
- 受け取る期間が過ぎた場合、荷物だけ残してしまうリスクがある
この辺の知見を共有しつつも、だいたいアメリカへ出発する1週間前に手配すれば大体間に合うこともわかったため、次回機会があればまた利用してみようと思います。